日記
陰翳礼讃(いんえいらいさん)という本
いま、谷崎潤一郎(1886-1965)の執筆した、
陰翳礼讃(いんえいらいさん)を拝読しています。
陰翳=陰影。影。
礼讃=礼賛。ほめたたえること。
日本の美、陰影をほめたたえるエッセイです。
写真家の大川裕弘氏が撮影した、
文章に合致するイメージの写真を、文章の合間合間に、
かなりの枚数が挟んであり、
谷崎さんの文章をより明確にしているようです。
漆器とほの暗い明るさの関係性が書かれており、
それを写真で表現してあるのですが、
これが僕にもわかりやすい🎵
というわけで、
いまTKBの新事務所を絶賛DIY中なのですが、
その部屋は、元和室なのです。
和室の2間続きを、1つのスペースに改造して、
事務所にしようとしているのですが、
和室の雰囲気を残し、
陰翳礼讃してみようと思います。
・・・さて、
どこまでできるやら。
2024年元日 あけましておめでとうございます
新年
あけまして
おめでとうございます
昨年12月になったと思っていたら、
もう年が明けていました。
(↑本当にこんなイメージです)
昨年末、今回の冬は暖冬だ、なんていう報道がありましたが、
その時は、ここ岡山市北区の北部では、
最低気温が、マイナス4度の日も結構ありました。
その報道、ほんとかな~?なんて思っていましたが、
年が明けて、本日はとても穏やか。
16時現在で、9度。
穏やかです。
暖冬は本当、のようです。
ところで、
本年2024年は、辰年ですが、
60干支(かんし)でいうところの、
甲辰(きのえ たつ)。
※甲:草木が成長し、勢いを増す様子。
※辰:万物が成長し、動きが盛んになる様子。
ということで、
とにかく成長する年、になるようです。
それに合わせて(いや、偶然ですが)、
本年は、空き家を改修し、TKBの新事務所をつくり、
そちらに移転する予定です。
穏やかに、
暖かく、
出発したいと思っているので、
そういう意味でも、今年はちょうどいいな~
って思っています。
というわけで、
皆様の健康とご多幸を祈りつつ、
これにて新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も
変わらずよろしくお願いいたします。
師走のできごと
しわすですわ、師走。
年を取るごとに、1年が早くなります。
世界の七不思議の一つです。
これ、以前に理由を調べたことがあるんですが。
(調べたんかい)
『ジャネーの法則』というのがあるそうです。
ざっくり言うと、
同じ1年間でも、
10歳の子どもにとっては、人生の10分の1。
53歳(の僕)にとっては、人生の53分の1。
悲しいかな、どうりで短く感じるわけです。
3ヶ月ほど前に正月を迎えたような・・・。
まぁそれは置いといて、
弊社は年末、
ネームが入ったカレンダーを、お客様に配っています。
このカレンダーが、ひそかに人気を博しています。
常に、今月と、2カ月先まで表示される、というカレンダーで、
先の確認ができて、
2カ月先まで書き込みがしやすくて、
書き込んだ予定が残る、
という言葉では説明しきれない、
便利さです(笑)
という訳で、
まだ150部のうち、60部ほどしか配れてませんので、
師も走る師走は、今日も大わらわです。
それでは、
今日も、ご安全に。
私、レベル53になりました
よく行かせてもらう飲食店の大将(同い年)の受け売りですが、
わたくし、昨日で『レベル53』になりました!
要は53歳になった、ということですがww
この、『レベル』という概念、
実は意味深いなwwと感じてます。
1年を経た、ということで、
その間に、
さまざまな経験と、
それに対する思慮、思考。
そして、その後に続く行動。
それを繰り返して、
『レベルアップ』
なハズですが、
果たして、1、レベルが上がっているのか!?
話は変わりますが、
子どもの頃に、30代、40代の人って
めっちゃ大人だなー!
なんて感じていましたが、
実際自分がその歳になってみると、
内容が年齢に伴ってないなー💦
と、そのギャップにガッカリしてました。
そんな経験ありませんか?
で、
昨日53歳になってみた訳ですが、
自分を振り返ってみると、
なんとなく歳相応になったかな、
なんて自分を認めたりしてw
次のレベルアップまであと364日。
また一つレベルアップできたなぁ、
と思える自分でありたいです。
DIYとプロの融合は、あり!?なし!?
ここ10日ほどの間に、2人に同じようなことを聞かれました。
「素人DIYとプロのまぜこぜ施工、工務店的にナイ?」
・・・つまり、
【お客さんが自分で施工できるところは自分でやり、
できない所をプロに頼む、
ということで、工事を請け負ってもらえるか?】
という意味です。
これを嫌がる工務店もあることでしょう。
むしろ、嫌がる方が多いかもしれません。
これについてうちの考えは、ちょっと違います。
可能な限り、
お施主様(お客様)が、
施工したい部分があるならば、施工して欲しい。
それはなぜか。
いろいろと僕なりに思う事はあるのですが、
□ その住まいに、より愛着がわく
□ コスト抑えるのに有効な場合が多い
□ 住んで年数が経ったとき、なんかこの部分、調子悪いな?に気づきやすい
□ 気づきやすいという事は、自分で対処しやすい
などなど、いろいろとあります。
でも、
□ お金を出すのは僕じゃなく、お客様
だから、お客様の希望を最大限叶えたい。
これが大きな理由です。
ただ、
責任の所在がハッキリしないようなやり方、
安全安心に関わるような部分でその施工はちょっとまずいな、
という部分は入念な打合せ、確認・検討が必要です。
というわけで・・・・・・・・・・・・・・・・つまり何が言いたいか。
○ お客様の住まいだから、お客様がしたいことをして、
そのお手伝いを工務店がする。
それが重要と考えています。
決して違うと思うのは、
○ 作品なので、誰にも関わられたくなくて、
自社(自分)のみで仕上げたい。
というような考え事は、今日も続きます。。。
TKB・松下やすなりん